夏の高校野球にみる格差助長志向型メディア

いやー、気付けば早いもんで、もう夏の高校野球が終わってました。
正式名称は「第97回全国高等学校野球選手権大会」ってことで、春と夏があるからだいたいざっくり49年やってるんすね、この大会。
小さい頃は高校生ってだけで大人と変わらないイメージで、プロ野球と何が違うんだろうくらいで見てましたけど、自分が高校生になってみると同い年の連中がやってんのかーと感慨深くなり、そして36歳にもなると自分の半分以下の年齢の子たちがやってんのかーと、寂しい気持ちになりました。
そんな高校野球で、ちらちらと名前を見るのが高校三年生の「オコエ瑠偉君」と、高校一年生の「清宮君」。
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オコエ君は、父がナイジェリア人とのことで、サッカーが大好きな父親が、あのラモス瑠偉にあやかって瑠偉という名前をつけたんだそうです。それが、なんのきっかけかサッカーじゃなく野球をやってしまって、身体能力がズバ抜けてたせいでプロに即通用するとまで言われちゃってますね。

そして高校一年生の清宮君は、父親がラグビー選手だそうです。そりゃ遺伝的にも完璧な肉体に仕上がりますよね。野球を始めてみたら、リトルリーグで優勝やら最優秀賞やら取りまくって、高校野球に進んだら高校一年にして4番のスーパースラッガーに。この子もきっと松井秀喜を超える、伝説の選手へ成長していくのでしょう。

そんなヒーローたちにスポットがいきがちですけど、我が青森代表の三沢商業も頑張りました。
結果は2回戦敗退。埼玉代表の花咲徳栄に15対3で負けましたが、この三沢商業に負けて甲子園までこれなかった他の青森県の高校球児だっていっぱいいます。
青森県だけでそんないるんだから、全国でいったらその47倍いるわけですよ。

メディアはいつから勝てば官軍というか、勝者や飛び抜けたタレントばかりに注目するようになったんでしょうね。

そもそも高校野球なんだから、企業の利益とか関係なく、勝ったほうばかりチヤホヤしないで負けたほうも讃えてあげればいいんですよ。
なのにまるでプロ野球みたいな報道。

こんな格差を助長するような社会意識をメディアが作り上げるのは、ちょっと危険が気がしますね。報道は平等にすべき!

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